大般若経典修復作業が始まりました

やまぞえ不動院では、大般若経典600巻を所蔵しております。

どれくらいの年代の物かは不明ですが、

全巻を所蔵している寺院は、そんなに多くはないと思います。

大般若経は、正式には「大般若波羅蜜多経」。

唐の時代に玄奘さんが、大乗仏教の基礎的教義が書かれている般若経典を集大成した仏典で、

全16部600巻に及ぶ、超膨大な経典です。

曹洞宗や真言宗では、この経典を用いた転読法会などが有名で、

当院でも「いつかは転読法会を行いたい!」という思いもあり、

ずっと棚の奥に保管されたままになっていた経典を、

この度、修復する事にいたしました。

かつて修復されたような痕跡はあるものの、表紙はボロボロ。

糊の部分は剥がれ、虫食いもかなり酷い状態。

それを、筆を使い、丁寧に糊をつけ、貼り合わせていきます。

糊が使えない紙の破れは、専用のテープを貼っていきます。

さすが600巻・・・

3時間半、ほぼ休憩なしで修復しても、まだ10分の一も進んでいません(汗)

気が遠くなるような作業ですが、

不動院一丸となって、修復作業を進めてまいりたいと思います!

合掌



やまぞえ不動院

奈良県山添村(やまぞえむら)にあります高野山真言宗寺院「中央山龍巌寺 不動院(やまぞえ不動院)」のホームページです。